• ご家族の方がアルコール依存症という疾患について学んだり、アルコール問題への対処技術を身につけたりする導入的プログラムです。
• 認知行動療法に基づいて構成された「認知行動療法ワークブック（家族向け）」を使用します。
• セラピスト（臨床心理士、看護師）が担当します。
•  週１回開催しています。
• 家族教室のセッションに参加できない場合でもワークブック付属のワークシートの提出が必要です。

• カウンセリングを必要とするご家族の方に行います。
• ご家族の希望によって行います。
• セラピスト（臨床心理士、PSW）が担当します。
• 週１回50分程度のセッションを実施します。
• 事前に治療契約を締結します。
• 予約が必要です。

• カップル療法とは、個人ではなくカップル（未婚の場合。既婚の場合は夫婦）に焦点を当てた治療技法です。
• 当院では行動療法の観点に立った行動カップル療法を実施しています。
• カップル療法の目標

・禁酒のサポート

・カップルのコミュニケーションの改善

・問題解決力の向上

・家族関係の改善

• 患者さんおよびパートナーの方の希望により実施されます。
• セラピスト（医師、臨床心理士、PSW）が実施します。
• 週１回の頻度で、計12回のセッションを実施します。
• 事前に実施契約を行うことが必要です。

• 家族療法とは、個人ではなく家族システムに焦点を当てた治療技法です。
• システムとしての家族（患者さんを含む）が治療の対象です。
• 家族は個人の総和以上のものであるというシステム論の見方に立っています。
• その他の家族療法の基本的な考え方

・家族は個人の行動を相互に制限するようなパターンを繰り返す。

・個人の症状は、家族の中で何らかの役にたっている。

・変化に適応する能力があれば、その家族の機能は健康といえる。

・家族の状況を一定に保とうとするホメオスタ－シスというメカニズムが働いている。

・家族の中には加害者も被害者もいない。

・取り扱う家族の問題は、過去のものでも未来のものでもなく、現在ここに現れているものです。

• 家族療法の目標

・家族の相互作用、構造、機能の変化

・健全に機能する家族システム

（各メンバーが自己の感情や考えを率直に表現できる。相手が正確に理解できる等）

• ご家族（患者さんを含む）の希望により実施されます。
• セラピスト（医師、臨床心理士、PSW）が実施します。
• 最初は週１回の頻度で実施します。
• 事前に実施契約を行うことが必要です。